肩脱臼した後のスポーツ
脱臼後の安静期間は?
脱臼した後は1か月ほど安静にすることとお医者さんから伝えられます。この期間にスポーツをしたりと動かしてしまうと再脱臼の可能性がかなり高くなります。
初めの二週間は三角巾で腕をつった状態で生活することになるのでかなり不便です。一週間経過すると肩の不安定さも小さくなり三角巾がなくても生活できるようになりますが、要注意!ここでもう治ったと思わないで、辛抱してもう一週間三角巾を付けたままにしておきましょう。お医者さんからもそのように言われます。
三週間目からは固定が取れますが、まだスポーツは禁物です。ここで治ったと思ってスポーツをしてしまうと再脱臼する確率が90%ほどになってしまいます。筋肉がある人でも同じことです。このころから簡単なリハビリが始まります。肩の内側の筋肉を鍛えて脱臼しにくい肩を作っていきます。私がよくやったのはゴムを両手で持って、ゆっくりと外側へ引っ張る運動です。この時ひじは体につけたまま行います。
次第に、リハビリも高度なものへと移っていきます。ひざをついたままの腕立て伏せを1日数回していました。
1か月ほどでスポーツ復帰できるようになります。
スポーツ再開 サポーターは?
1か月たつとようやく軽いスポーツができるようになります。テニスのサーブ、キャッチボールは肩が抜けやすい運動であるためサポーターを付けて行うことをお勧めします。おそらく、スポーツに復帰した直後は脱臼の恐怖で肩が思うように動かず、力が入ってしまいます。このような状況を打開してくれるのがサポーターです。
テニスや野球のみならず、少しでも脱臼への恐怖心が残っているならばサポータをしてみることがよいと思います。
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